クリスマスの朝、雪の積もった校庭で藤野涼子(上白石萌歌)はクラスメイト・柏木卓也の死體を発見する。警察や高校が自殺と斷定する中、涼子のもとに“同級生・大出俊次らによる殺人“を告発する匿名の手紙が屆く。自殺か他殺か、転落死をめぐって騒ぎ出すマスコミやSNS。校長の津崎正男は事態の収束をはかるも、更なる事故が起きてしまう。次々に起こる不可解な出來事。大人たちの対応に納得できない涼子は謎の他校生・神原和彥とともに立ち上がる。「裁判をしませんか。わたしたちで」前代未聞の學校內裁判が始まる――。